本紙評論家の伊勢孝夫氏は鳥谷の“遊撃再転向”をプッシュする。
遊撃のレギュラー候補には北條や糸原、植田、そしてベテラン・西岡がおり、秋季キャンプでは大山が初挑戦するなどシ烈を極める。
しかし、伊勢氏は「今までは鳥谷より守備力が高い大和がいたから鳥谷を三塁に回し、二遊間で若手を起用できた。
ただ、来年からはそうはいかない。センターラインが崩れればチームは安定しない。全盛期から見て守備範囲が落ちたとはいえ、
若手と比べても守備力が上の鳥谷がショートを守るのが一番」と語気を強める。

問題は来年３７歳になる体への負担だが、伊勢氏は「常時ショートで出場するわけではなく、
試合が決まった後はサードに代えてあげる。そうすれば負担は軽減できる。
そこに若手を入れるという形にすれば育成にもつながる」と三塁との“二刀流プラン”で乗り切れると断言した。

この日、遊撃再転向について問われた鳥谷は「任されたところをしっかりやるだけ。今守れるポジションはサードしかない。
そこを取られないようにやるしかない。ショートは慣れ親しんだところだが…」と“三塁一本”を宣言したが、果たして…。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171201-00000035-tospoweb-base