「必勝守護」の御札を授かる矢野監督
阪神・矢野燿大監督（５０）が２７日、テレビ、新聞などの今季の順位予想が軒並み低い現状からの逆襲に、自信を見せた。

２９日のヤクルトとの開幕戦へ、会場の京セラドームでの全体練習を見守り「（順位予想は）オモロいなあと思って。下に見てくれる分には覆した時の反動が大きいわけやから」と不敵に笑った。

２６日付のスポーツ報知でも、本紙評論家１２人中１０人がＢクラスに予想。
各メディアの評価は把握済みだが、自身の５年間の評論家経験で学んだことがある。

「でも、順位予想なんて当たれへんでしょ？　当たることないやん、俺も当たったことないで？　だから逆に下におったらオモロいやん」とニヤリ。６連敗スタートのオープン戦は最終戦で何とか最下位を脱したが「最下位でオモロいんちゃうんって思ってたから。現状の力から成長していかないと、ダメなチームだと思うから」と笑い飛ばした。

４番・大山にも過度な期待はしない。「悠輔（大山）がどうしていくのかなって、そっち（試行錯誤）の方を楽しむというか」と矢野監督。周囲の声を気にすることなく、目指す野球をブレずに突き進む。

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